永遠の愛なんて誓うな

 

結婚式に何回か出たがもうどうしても出ないとしょうがない結婚式以外は出ない事にした。

まず、自身の幸せなんて自分しか理解できない。
僕は自分自身の幸せは周りの人間には理解されないだろうと思う。
自分達の幸せを、大勢に伝えたところで何も生まれないし、理解してもらおうとすること自体おかしな話だと思う。
すなわち自分達の思い出づくりのために沢山の人を巻き込んでいる形だ。

のくせに、結婚式の前準備が原因で夫婦が喧嘩をしたりとかしだすから本末転倒だ。

3万円も半ば強制的に徴収して自分達を祝ってもらう事に物凄い違和感を感じた笑

しかも普段宗教を信仰しているわけではないのに、日本語下手な外国人に、半ば強制的に永遠の愛を誓わさせられる。
しかも何で協会でやるねん!!日替わり宗教か!

永遠の愛なんて誓うから夫婦はうまくいかなくなるのだと思う。
安心してしまうのだ。
良好な人間関係に必要なのは相手に貢献する事と、いつでも相手が離れていくかもしれないという危機感を持つことだ。これは結婚だけに限ったことではない。
むしろ夫婦関係は一番長くいるからこそ
一番危機感を持つべきなのだ。
主体性をもって相手をいつ失ってもおかしくないという危機感をもって相手に貢献し、大事に思う事が長く良好な人間関係を続ける秘訣だ。

妻だから洗濯やるのは当たり前。
親だから学費払ってもらうのは当たり前。
息子だから親の言う事聞くのは当たり前。
彼女だから自分以外を好きにならないのは当たり前。

こうやって何か決め事でもしたように、目の前の人のことを当たり前の存在だと安心してしまうところから人間関係のホツレがくるのだ。

実際、永遠の愛を誓ったのにも関わらず離婚する夫婦はとんでもない数いる。
親子関係が破綻している家庭も沢山ある。
カップルなんてだいたい速攻で別れる。

全部意味のない約束をして
それを都合よくお互い信じ込んで安心して、相手に尽くすことや、貢献することを忘れ
「約束したから大丈夫」とか「あの人は離れていかないはずだ」とタカを括ってしまうのが原因なのだ。

結婚では永遠の愛を誓うべきではない。
むしろ
「僕があなたを不幸にする事があればすぐに別れを告げてください。」
「私があなたを不幸にする事があればすぐに別れを告げてください。」

これくらいの約束をした方がいいと思う。
そうすれば危機感がでるし、相手を失いたくない気持ちで常に、主体的に自分の行動に働きかけれるだろう。
そしてもし、合わなくなったときにすっぱり次に切り替えれるはずだ。

永遠の愛なんて誓うから安心して
だらける。敬意がなくなる。馴れ合いになる。メリハリがなくなる。いいことなんて何もない。

当たり前のことなんてないんだから危機感を持てと言いたい。

なので僕はなんか気持ち悪いので結婚式には行きませんし、永遠の愛も誓いません笑

大切な人だけを招待して、報告会みたいなのやるくらいでいいでしょう。